「麻織」は手織り布(苧麻が主)を扱うブランドとして立ち上げました。薄手の透け感がある布やざっくりとした重厚感のある布など様々な種類を取り扱っています。
ぜひ手織り麻だからこそ感じる風合いをお楽しみください。
現状と活動
近年、世界的に手織りの布は生産減少にあります。日本では明治20年頃に、機械紡績の勃興とともに原料綿などは外国からの輸入に依存し、国内の綿作農家は姿を消しました。
昭和になると、化学繊維の発達と衣服の洋風化に伴い、絹織物の衰退が始まり養蚕も減退し、ついに国産の天然繊維生産は全て行われなくなりました。もちろん弊社が取り扱う麻もそれらと同じ歴史をたどっています。
現在、唯一残った手織り麻の生産国は中国しかありません。その中国でも近代産業の発展に伴い、産地の過疎化が進み生産者不足に陥っています。これまで培ってきた歴史が消えてしまっては復活することは容易ではありません。
弊社はそのような状況から手織り麻の生産を産業として守りたく日々取り組んでいます。
現地での活動
- 生産管理
- 手紡ぎ糸の管理
- 安定した定期発注
- 人材育成